受験について

当社の提供しているグローバル・ベストプラクティス研修資格試験は、研修を通じて知識を取得するだけではなく、スキルとして実際に活用すること、 そして組織の継続的な創造的変革と生産性向上を目指しています。 そのために資格試験ではありますが、上位資格の多くは研修が必須となっております。 一方、基礎的な認定資格に関しては自習または日常業務の中の知識により適正度がある場合は、研修がなくても試験だけでも受験が可能です。
上位専門職として日々業務を行っておりベストプラクティスを習得されているプロダクト・マネージャ、リスクマネージャ、 プロダクト・ポートフォリオ・マネージャの向けの知識体系であるMSP、M_o_R、MoP等は研修を必須としておりません。 しかし、この場合でも、上位研修を受講していただき、体系的な知識と適応方法を再学習していただくことを推奨しています。

事前に研修の受講が必須でない試験例

ITIL 4 ファンデーション、PRINCE2、PRINCE2Agile、MSP、MoR、DevOps、SRE、Value Stream Management、DOIブランドの試験、Data Science, SCRUM, Lean Six Sigma, LanguageCert等

研修の受講が必須の試験例

ITIL 4 マネージング・プロフェッショナルの各モジュール、ITIL 4 ストラテジックリーダーの各モジュール、PRINCE2 プラクティショナ、PRINCE2Agile プラクティショナ等

他資格により研修または要件が免除・軽減される試験例

PRINCE2 プラクティショナ、PRINCE2Agile プラクティショナ等

オープンブック試験の例

PRINCE2 プラクティショナ、PRINCE2Agile プラクティショナ、MSPプラクティショナ、DevOps Instituteブランドの試験等

日本語が母国語の受験者の英語版試験での受験の場合

条件が認められると試験時間が25%延長と辞書の持ち込みが可能となります。



受験申し込みについて

受験申し込みは、以下の方法があります。

研修を受講されている場合

認定パートナーが皆様の試験を手配します。認定パートナーからの受験ガイダンスに従ってください。提供を受けるバウチャーコードは、研修開始前までに当社ウェブサイトでご登録ください。 受験日の設定は、バウチャー登録後、有効期限内であればいつでも別途予約することが可能です。 当社のベストプラクティス研修は認定パートナーのみが研修を実施することができます。 認定パートナーへご連絡ください。

試験のみを受験する場合

公認試験機関(AEO)のウェブサイトから試験バウチャーをご購入ください。 または、当社のウェブサイト より購入と24時間オンライン プロクタリング試験が受験できます。

ピアソンVUE社、プロメトリック社で受験される場合でも、当社パートナーからの購入より受験費用が割安になります。また、受験時の各社の受験者登録以外に、 当社のウェブサイトでの受験者登録が必要になります。認定証を有効にするには、必ず、 当社のウェブサイト にて合格者情報を入力してください。

再試験等

受験の際に、事前要件が設定されている場合、 それらの要件を満たすことを証明する(研修確認書/認定証)コピーまたは写真を当社システムへアップロードする必要があります。



受験サービス

受験のサービスとして以下のものがあります。

オンライン プロクタリング試験(自宅・勤務先からの受験)

試験会場へ出向くことができない場合には、オンライン プロクタリング試験での全ての受験が可能です。 都合の良い時間と都合の良い場所からの受験が可能になりますが、カメラとマイクが稼働しているWindows端末とMacintosh端末とそのインタネット接続が必要となります。 また、受験をしている個室には受験中に第三者が立ち入ることができません。 詳しくは、オンライン プロクタリング試験をご参照ください。

Take2 (テイク2) オプション

ベストプラクティス研修の試験に、オンライン プロクタリングでの再受験が一度無料になるTake2オプションがリリースされました。 このオプションを第1回目の試験を受験する前に購入する事で、 1回目の試験で不合格になった時に2度目の受験がオンライン プロクタリング試験として無料で提供されます。 Take2オプションを認定パートナーで購入、または当社パスポートのウェブサイトよりTake2と記載のあるオプションを 購入する事で可能です。 購入されているかどうかの確認は、当社パスポートの試験情報をご確認ください。 合格率が低い試験と緊張感を和らげるには有効な選択肢となります。 詳しくは、こちらの書類でご確認ください。

公式電子書籍の提供

該当する公式書籍がある場合には、電子書籍が付属します。電子書籍では、マーカー、メモ、フラッシュカードなどを利用して 学習環境を提供いたします。PRINCE2などのProject & Program Management (PPMポートフォリオ) では、下位資格に電子書籍が付属している場合には、上位資格には電子書籍は付属されていません。 オープンブックの試験では、普段利用しているピープルサートのウェブサイト内の電子書籍にオンライン プロクタリング試験中に同一画面で利用することができます。 プロメトリック社のバウチャーに付属するヴァイタルソース社のバウチャーは、ヴァイタルソース社のウェブサイトでのみ利用できます。 詳しくは、こちらでご確認ください。

公式トレーニング教材の提供

研修試験モジュールに該当する公式トレーニング教材 (Official Training Materials) がある場合には、当社ウェブサイトのMyTrainingエリアにて「トレーニング教材」が提供されます。 基本的には、英語版の公式トレーニング教材が提供されますが、認定パートナーの従来の認定教材、または翻訳や改編された公式トレーニング教材が提供される場合があります。 詳しくは、こちらでご確認ください。



PeopleCert Plus

購読型サービスであるPeopleCert Plusでは、ベストプラクティスを業務に応用し、 継続的にスキルを高める各種情報、ガイド、テンプレート、ウェビナーと資格保有者の継続的な学習記録を行うContinuing Professional Development(CPD)、そして資格保有を明示的に示すためのデジタルバッジの提供を行っています。



資格更新制度

ベストプラクティス研修には、同一プロダクトファミリー内で最新情報の入手そして継続的、反復的な利用による基盤知識の理解が継続的に続いていることを示す更新制度を導入しています。 プロダクトの認定をした時点から、キャリアと将来の職責を鑑みて計画的に新たなスキルとナレッジを取得するようにサポートいたします。詳しくは、こちらをご参照ください。



注意事項

  • 受験方法(OLP/プロメトリック/紙試験)が異なっても、試験の難易度と合格レベルは等価されています。
  • 試験結果は、暫定結果が即時の通知される場合から、数日程度かかる場合があります。 但し、受験結果等の調査を行う場合には受験者へ連絡の上、2週間程度かかる場合もあります。
  • 試験設問を事前に知っていたなどの可能性がある場合、試験結果が無効になることもあります。
  • 研修または試験代金は、研修パートナーにより設定されており、異なることがあります。
  • 合格時の認定証は電子認定証が交付されます。印刷物としての認定証は別途購入が必要になります。
  • 母国語以外の言語(例、日本人の英語)での受験時には、試験時間延長と辞書の持ち込みが許されることがあります。
  • 婚姻等により名字の変更があった場合には、受験前までに、戸籍事項の変更(姓名の変更)を示す戸籍全事項証明書(謄本)ともう一点、 当社指定の証明書(免許証などの顔写真がわかる書類/カード)の提出(アップロード)が必要となります。